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プロジェクトについて

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INDEX
  1. 01次世代が自然と共に歩み、地域と共に未来を創る仕組みをつくりたい
  2. 02なぜ、いまTASUKI-襷-Projectが必要なのか
  3. 03なぜ中高生を中核に据えたプロジェクトなのか
  4. 04TASUKI-襷-Projectのいま
  5. 05おわりに
01

次世代が自然と共に歩み、地域と共に未来を創る仕組みをつくりたい

これが、リバネスがTASUKI-襷-Projectを立ち上げた理由です。

私たちの暮らしのそばには、川があります。森があります。 海があります。田畑があります。そして、その場所には数えきれないほどの生きものが暮らしています。

私たちが暮らす場所が都市であれ地域であれ、それらは常に私たちのそばにあり、暮らしを支え続けてきました。

しかし、それらは決して、当たり前に存在しているわけではありません。

地域に根差した人々。

自然と向き合い続けてきた漁協や組合。

土地を守り育ててきた企業。

研究を重ねてきた大学や研究機関。

多くの人々の営みが積み重なり、今日の自然環境が受け継がれてきました。

そんな多くの人々の想いによって受け継がれてきた自然を前に、私たちはいま、大きな問いの前に立っています。

「この豊かさを、これから誰が見つめ続けるのか。」

誰が変化を記録し、

誰がその意味を考え、
誰が未来へ受け渡していくのか。

自然を未来へつなぐために必要なのは、守ることだけではありません。
理解し続けることです。

そのために重要なのは、今の自然のあり様を感じ、学び、測り、その結果を地域の人々と共有し、共に次の行動を考えることです。
つまりTASUKI-襷-Projectは、地域の自然を次世代と共に測り続ける仕組みをつくるプロジェクトです。

02

なぜ、いまTASUKI-襷-Projectが必要なのか

世界ではいま、「自然と共生する社会」の実現が求められています。

2030年までに陸と海の30%以上を保全する「30by30」。
自然の損失を止め、回復へ向かわせる「ネイチャーポジティブ」。
企業や自治体にも、生物多様性への具体的な行動が求められる時代になりました。

しかし、保全区域を設定するだけで自然を未来へつなぐことはできません。
自然は日々変化します。
その変化を継続的に観察し、 記録し、 理解し、次の行動へつなげる人が必要です。

さらには、その役割を一部の専門家だけに委ねる時代でもありません。

地域で暮らし、地域を学びの場とし、地域の未来を担う次世代が参加できる仕組みが必要です。
TASUKIは、その仕組みをつくるプロジェクトです。

地域の人々。企業。行政。漁協や組合。大学や研究機関。ベンチャー。そして中高生。

それぞれが持つ知識や経験、技術や想いを結び、地域の自然を共通のフィールドとして未来を共創する。その接点を、科学技術と教育によって生み出していく。

襷は、一人では走り切れない道を仲間へつなぐためのものです。

自然もまた、一世代だけで理解し続けることはできません。それぞれが持つ力を一本の襷として結び、未来へ受け渡していく。

それがTASUKI-襷-Projectの名前に込めた想いです。

03

なぜ中高生を中核に据えたプロジェクトなのか

地域の自然を未来へつなぐ担い手は誰でしょうか。
私たちは、その一人が中高生であると考えています。
中高生は地域に暮らしながら、まだ専門分野に閉じていません。

生きものに興味を持つ生徒もいれば、地域課題に関心を持つ生徒もいる。
科学が好きな生徒もいれば、人との対話が得意な生徒もいます。

だからこそ、地域と科学、自然と社会を柔軟につなぐことができます。

彼らが地域の川に入り、森を歩き、海を観察し、自ら問いを立てる。
その経験は単なる環境学習ではありません。
地域の自分ごととして考える第一歩になります。

そして、このプロジェクトに参加した彼らが、次の時代の自然との関係をつくっていく。
私たちはそう信じています。

04

TASUKI-襷-Projectのいま

2024年に始まったTASUKI-襷-Projectでは現在、全国各地のパートナー企業・行政・組合・大学・学校と共に活動が進んでいます。

生徒たちは地域の川へ、森へ、海へ出向きます。
水を採る。土を調べる。音を聴く。生きものを観察する。地域で自然を支える人々と出会う。

そして環境DNA分析や音響解析、水質分析などの先端技術も活用しながら、その地域にどのような生きものが存在し、環境がどのように変化しているのかを科学的に可視化しています。

守るためには、まず知ること。知るためには、測ること。測り続けることでしか見えない変化があります。そして、その変化を地域の人々と共有することで、未来への行動が生まれます。
その考えのもと、地域の自然を見つめ続ける活動が各地で始まっています。
さらに、生徒たちは得られた成果を地域社会へ発信しています。

漁業協同組合への報告。学校間交流。海外の高校生との共同活動。
研究成果を社会へ還元する小さな実践が、各地域で生まれています。

▲実際に地域の漁業協同組合への報告、学校間交流、海外から来日した高校生との共同活動など。学びを地域や社会へ中高生が主体となって広げている様子。

企業にとってはネイチャーポジティブ経営を具体化する場として。
行政や組合にとっては地域資源の継承を進める場として。
大学や研究機関にとっては研究知を社会実装する場として。
学校にとっては地域課題を科学的に探究する学びの場として。

TASUKIは多様な主体が交わる共創のプラットフォームとして成長を続けています。

05

おわりに

自然を未来へつなぐために必要なのは、特別な誰かではありません。

目の前の川を見つめること。
森の音に耳を澄ませること。
生きものの存在を知ろうとすること。
変化を測り、考え、語り合うこと。

その小さな積み重ねが、地域の未来をつくります。

私たちは、まだまだ世界中にこの輪を広げていきたいと考えています。

地域の自然を未来へつなぎたい企業。
次世代育成に挑戦したい学校。
地域資源の継承に向き合う行政や組合。
研究成果を社会へ届けたい大学や研究機関。

いまある自然を、ただ残すのではなく、理解し、見つめ、関わり続ける。
自然と人をつなぐ。地域と科学をつなぐ。現在と未来をつなぐ。

私たちが受け取った襷を、次の世代へ。

TASUKI-襷-Projectは、そのための挑戦です。

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